会社の経営の支えとなる「ヒト」「モノ」「カネ」、現在ではそれに「情報」なども付ける人もいます。
これら3つ、あるいは4つの中で一番大切なものはと聞かれた場合、なんとお答えいたしますか?
業種によって答えが変わると思いますが、多くの中小企業の場合、人こそがたいせつと応えるのではないでしょうか。
企業経営は人を置いて業績向上を目指すことはできないと言っても過言ではありません。
企業業績向上には人材の採用、育成、組織秩序、それらのもととなる人の問題は最重要視すべき問題といえます。
その大切な人材が会社とどのような労働契約を締結しているのか。
日本社会では、労働契約とともに就業規則を契約内容とする企業慣行が成立しております。
会社の秩序を形成する就業規則こそが、人材を大切にする会社の21世紀を担う契約重視型社会のありようといえるかもしれません。